若手リーダーに必要なティーチングスキル
コーチング成果をより向上させるために、先ずは「ティーチング研修」をご提案することが増えました。
理由は、以前は1人のリーダーが活躍できるようになるまでに、企業はお金だけでなく経験を積ませるための時間もありました。しかし、現在は「経験」が無いままスキルを習得させリーダーにしてしまうケースが一般的。
これまでのリーダー | 現在のリーダー |
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豊富な経験を積んでからリーダーになった | 経験がないままリーダーになった |
2~3日間コースの外部研修もあり、 スキル習得及び、実行に移しやすかった | 成長に合わせた研修ではなく、単発な研修が多く 習得したスキルを実行に移せないままの状態 |
基本的に年功序列である為、日々の指導もしやすい環境 | 自分よりも経験豊富な年上の部下が多く、 年下上司の立場では指導がしづらい環境 |
そこで、部下のヤル気を引き出すことにも役立つ「コーチング」よりも、
先ずは、部下への仕事の手順や動機付けの伝え方など、
リーダーとして必須となる「ティーチング」スキル習得が求められます。
今回はアパレル企業で働く、新人店長~ベテラン店長に受講頂きました。研修最後に行うロールプレイングは、事前にご担当者から現在現場で起きている課題等をヒアリング。カスタムオーダーで事例を作成した内容で実施頂きました。
研修カリキュラム
ティーチング研修 / 終日コース |
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1.ティーチング基礎知識:ティーチングの手順、ティーチング指導の心構え |
2.ティーチングが上手くなるコツ:2つの動機づけの方法、部下へン説明の仕方、トレーニング |
3.ティーチングの留意点:部下への理解度チェック、NG確認ワード |
4.ロールプレイング:各ケースに対し上司×部下となりロープレ |
受講者の声
●ティーチングは思っていた以上に奥が深く、自分がデキていないことも多くありとても勉強になりました。
●以前コーチングを学んでいるので、ティーチングは簡単だと思い込んでいた。もっと早く学びたかった。
●仕事の説明をした後、相手へ確認を全くしていなかったことに気付かされた。
●スタッフが同じ間違いや1回説明したことが出来ない理由が、自分の伝え方に問題があると初めて分かった。
●動機づけの有無で、その後の仕事への向き合い方も変わると思いました。他多数