コロナ禍の売場づくり コロナ禍の接客 

コロナ禍 売れる「売場づくり」 ~商業施設編~

withコロナ時代は、多くのコトに工夫が求められます。
お客様へのアプローチの仕方、ご試着方法、金銭授受、そして売場づくりも同様です。お客様は時短でお買い物がしたいと思っている方も少なくありません。
また、自粛期間中にネットの便利さを知ってしまった方が多い今、これまでと同じような客足を期待できない状況も続いています。

では、お客様の目を惹く、足を止めてる売場づくりの工夫をしているかと聞かれれば、「・・・・・」返答に困る店舗が多いと推測します。
実際、コロナ前と後の大きな変化といえば、入口の手消毒設置とレジのアクリルカーテン設置に留まる店舗が多いのではないでしょうか。

そこで、各店舗のお悩みや不安を取り除き、少しでも前進出来るよう某商業施設様(茨城県)にて「売場づくりOJT」を実施させて頂きました。指導内容は店舗により様々ですが、今回は以下内容をご指導しました。

 

 

指導内容

主な内容は以下5点。
1.陳列方法(基本・商品に合わせた陳列の留意点と改善方法など)
2.ディスプレイ方法(客導線を考えたマネキンの向き・小物づかい選び方と魅せ方など)
3.店内と店外の遠視線の重要性と通路幅の確保の重要性
4.カラーの訴求効果とお客様視線動き方とカラーの打ち出しの工夫
5.シーズンマーチャンダイジングなど

OJTの流れについて

商業施設様の場合は、1日5~7店舗実施。1店舗30分~60分します。1店舗OJTの流れは以下の通りです。

①最初にどちらのコースにするか店長に選んでもらう
A:「店長のお悩みについて改善する」
B:「先生が一通り店をチェックし問題点の洗い出し&改善を」

②Aコースの場合:店長より話しを聞き、改善へ向けて動く
Bコースの場合:講師が一通り店舗をチェックし、時間内に改善できる所から着手

*今回のOJTはBコースを選ぶ店舗が多かったです。
尚、商業施設様により事前に店長たちに問題を記入いただくケースもございます。(店舗・デベ・講師の3社で問題共有)

<店長たちの声> 一部抜粋
●これ(OJT)、いつもやっているんですか?また、お願いしたい。すごく勉強になる。(メガネ店:男性店長)
●売場は本当に変わりました。先生からご指摘いただいた箇所は少しづつ、皆で協力して改善します!
(アパレル店:女性店長代理)
●先生に言われて初めて気付くことが多くて驚きました。先ずは、テーマ性を考えた売場を縦ゾーンで作り直します
(雑貨店:女性店長)
●ずっと悩みながら自分たちで売場を作ってきたので、今日先生に色々指導頂き本当に良かった。
(生花店:男性店長、スタッフ)