SC協会主催「接客コンテスト関東甲信越大会」審査を終えて思うこと

SC協会主催「接客コンテスト関東甲信越大会」審査を終えて思うこと

今年も師走に入り、慌ただしい毎日を過ごしています。
少し前になりますが、SC協会主催「接客ロールプレイングコンテスト」の審査員を務めました。
今年は、飲食・食物販・サービス業種の審査を担当。物販は6分間ですが、今回は5分間という限られた時間で、お客様のご要望の把握から提案まで行う形式でした。

審査員側も、ステージに集中しながら10項目を評価します。
①ブランドイメージの体現
②表情・動作
③言葉づかい
④挨拶・お声掛け
⑤聴き方
⑥話し方
⑦ニーズの把握
⑧情報提供・商品説明
⑨提案力・アドバイス力
⑩ファンづくり

これらを“5分間で見極める”ため、よそ見をする暇もないほど集中して審査に臨みました。

大会の最後には、専門審査員として講評も担当しました。
その中で、特に気になった点を2つお伝えしました。

支部大会で気になった点

① 傾聴力について
相づちのバリエーションが少なかったり、声のトーンが一定で、会話のリズムが単調になる競技者が多く見られました。
「聴いています」という姿勢が十分に伝わらないと、お客様は話しづらく感じてしまいます。

 

② 商品説明の伝え方について
「なぜその商品がおすすめなのか」「なぜ美味しいのか」など、理由を自分の言葉で説明できている方が少なかった印象です。背景や根拠があることで、お客様の納得感や安心感につながります。

 

 

競技時間が短いこともあり、どうしても焦りが出てしまう場面もあります。
しかし、どの業種でも共通して求められるのは、
“お客様に寄り添い、信頼していただける接客” です。

そのためには、聞く姿勢と説明の根拠づけという“接客の基本”を丁寧に積み重ねることが欠かせません。
競技者の皆さんの真剣な姿勢に触れ、私自身も改めて接客の奥深さを感じる機会となりました。
来年もまた、現場で頑張る皆さんを応援できることを楽しみにしています。

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