研修成果をあげる秘訣
2024年8月28日
弊社は営業担当者がいない為、講師である私が企業様へご提案します。
その際、ご担当者からの定番の質問があります。
「この研修の成果は、どうなのでしょう」
「他社様の例でご紹介いただけませんか」
私の回答は
「勿論、成果はあります」
「研修受講後、即成果を出してくれる人もおります」
「更に、多くの受講者が手応えや成果をあげるための”秘訣”もあります」と答えます。
そのコツについて聞かれるので
私の回答は
「1つは、研修前の動機づけです」
「2つめは、研修後のサポートの仕方です」と答えます。
すると、大抵の方は落胆しながら
「あ~、そーいうことですか」
「弊社もそれくらいなら既にやっています」と言われます。
研修後の取り組み
そのやり方についてヒアリングをすると、レポート提出、アクションシート提出などが多く、会社としてマネジメントしていないケースが目立ちます。
一言でいえば「放任主義」。
故に、ヤル気のある人は、めきめきと成長し成果を出す。
一方、モチベーションが上がらない人は全く成果を出すことができない。
つまり、変化が無い。
このような、変化が無い人のほうが一般企業には多いのではないでしょうか。
弊社は創立してから20年以上経過し、アパレル、飲食、食品、金融、不動産、スーパー、美容系、商業施設など、様々な企業と仕事をさせて頂いておりますが、皆さん同じようなお悩みを抱えています。
そして、多くの企業が「放任主義」です。
研修成果をあげるために、やるべきこと
では、どうしたらいいのか。
先ずは、「動機づけ」。ポイントは3つ。
●上司からの動機づけ
・研修を受講する目的や背景を伝える
・特に、学んで欲しい点を理由と併せて伝える
・本人はどのように思っているか確認をする
つぎに、研修後の「サポート」。ポイントは5つ。
●上司のサポート
・研修テキストを見ながら本人から何を学んだのかヒアリング
・分からなかった箇所もヒアリングし、上司が指導
・学んだスキルをどのように活用するのか確認(目標)
・その上で、具体的にやるべきことを確認(行動内容)
・ゴールの期日を決める(目標達成期間)
上司のやるべきことがあった上での、アクションシートやレポート提出が望ましいです。
このサイクルを定着させることで、成果を出す人も増え従業員のモチベーション強化にも繋がります。
尚、定着させるための「しくみづくり」も実施しております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
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