「スポ根」と「パワハラ」—ジェネレーションギャップを感じた瞬間

「スポ根」と「パワハラ」—ジェネレーションギャップを感じた瞬間

昨年から「ジェネレーションギャップ」に関するお悩みを耳にする機会が増えました。
コンプライアンス意識が高まる時代において、言葉の違いだけでなく、考え方の違いに
も悩む場面が多くなっているようです。そんな中、私自身も「ジェネレーションギャップ」を
強く感じる出来事がありました。

 

スポ根ってなんですか?

ある日の研修の休憩時間。
その日はアパレル企業の研修で、受講生の多くは20代後半の方々でした。
研修のテーマは「部下指導」。休憩時間にも受講生から部下指導についての質問を受けていました。

受講生の1人が一方的な熱い指導の重要性について熱弁。
そこで私は
「今の時代、スポ根はダメよ」と何気なく言ったのですが、
その場の受講生たちは皆、不思議そうな表情。

そして、次の瞬間
「先生、すぽこんって何ですか?」と尋ねてきました。

私は思わず「えっ、スポ根を知らないの?」と聞き返しましたが、
返ってきたのは「なんですか?」という純粋な疑問の声。

さらに、別の受講生が
「あっ、分かった!スポーツコンテストですよね♪」と笑顔で答えたのです。


驚きつつも、私は改めて「スポ根」について説明しました。
そして、「今の時代なら何と言うの?」と尋ねたところ、ある受講生が笑顔で

「パワハラです」と笑顔で即答。

 

 

コンプライアンスの理解

なるほど……。

私は体育会系の熱血指導という意味で説明したつもりでしたが、
彼らには「パワハラ」として認識されていたのです。
この出来事を通じて、ジェネレーションギャップを改めて実感しました。


同時に、「パワハラ」という言葉が過度に広く捉えられ、本来の指導や熱意まで
否定される風潮があるのではないかとも感じました。

指導する側もされる側も、互いに適切な知識を持ち、時代に合った関わり方を学んでいかなければ、
より良い職場環境の構築は難しいのかもしれません。

これからの時代に合った指導の在り方を、私たちも一緒に考えていきたいと思った豊枝です。

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