気になる身だしなみは、人手不足を解消する?!
2024年10月18日
今年に入り職場の身だしなみを緩和している企業が増えているように感じます。
「身だしなみ」にフォーカスした大きな理由の1つが人手不足を解消するためです。
最初にニュースになっていたのは、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESが傘下に持つ「スシロー」だっと記憶しています。昨年秋頃、全従業員(アルバイト含む)のドレスコード改定。
今回の改定で認められるドレスコード(一部抜粋)
●ヘアカラー(勤務中は、帽子・ヘアネットに入れる)
●ウィッグの着用(勤務中は、帽子・ヘアネットに入れる)
●カラーコンタクトレンズ
●ひげ(勤務中はマスクに入れる)
●ヒジャブ(勤務中は裾を服の中に入れる)
こちらの企業では身だしなみを緩和したことで、働く人が増えただけでなく
お客様から「髪色変えた?いいね♪」など、会話のキッカケに繋がるなど、
従業員からは「楽しい」という声も挙がっているようです。
私が出会ってしまった問題ありの身だしなみ
人手不足解消だけでなく、ES(従業員満足)にも繋がるのであれば身だしなみの緩和は大成功です。
しかし、その緩和に「えっ?!」と疑問を投げ掛けたくなる職業の人もいます。
先ずは、「銀行の窓口」
銀行の窓口の女性社員の爪が、光により変化するタマムシ色。
所々剥げている爪は毒々しく見えました。
次は、「アクセサリー販売員」
アクセサリーを試したく、値札等を外してもらえるよう頼むと、
その販売員の爪が、とーーーーっても長く、なかなか値札を取ることが出来ない様子。
1日に何度もお願いされることを考えると、長すぎる爪に疑問を持ちます。
そして、「歯科衛生士」。
キレイに塗られたパープルの爪が口の中に入る違和感。
この感覚は古いのでしょうか。
企業の身だしなみ改定について
お世話になっている企業の人事部長が、
「どこまで緩和するか悩みます」
と苦しそうに話された姿を思い出します。
私個人は、髪の毛がピンクでもグリーンでも清潔感があればOK。
しかし、この『清潔感』は、相手が思うこと。
本人が清潔だと思っても、相手が不潔だと思うことも・・・
このギャップが生じた場合、上司は注意をしなければなりません。
上司の立場を考えると気が重くなります。
おしゃれは、本人が楽しむもの
企業における身だしなみは、相手に不快感を与えないもの
と伝えている私ですが、
この意図を組んでくれる若手は、確実に減少しているのだろうなぁ思う豊枝です。
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