“書く力”は、マネジメントの武器になる
2025年6月13日

弊社はクライアントから「●●できませんか?」とご相談をいただくことがあります。
ご相談から新しい研修メニューが生まれることが案外多いのです。有難い。
今回も「報告書を書く研修をお願いしたい」と相談をいただきました。
お話を御伺いすると、企業としては大変珍しいですが「報告書フォーマット」がないとのこと。
故に、自由度が高いぶん、クセや書き漏れなどがある。
会社としてフォーマットを統一することは現時点で考えていない。
個々が考えて書けるよう研修をお願いしたいとのこと。
報告書のセオリー
そこで、先ずは情報収集。
報告書とネット検索すると・・・
あらゆる報告書が現れます。
エクセル、ワード、パワーポイント、フォントも様々。
会社の文化により違いはあるものの目的は同じです。

そこで、報告書の目的や自分にとってのメリットなどもカリキュラムへ。
報告書を上手く書くコツ
更に、報告書を上手くための「コツ」を3つ紹介。
そのひとつが、「一読了解型」の文章です。
1回目読めば意味を過不足なく理解できること。
そのためには、1行の平均文字数や接続語の使い方が重要になります。
報告書は単なる業務連絡ではなく、上司や他部署との信頼関係を築くための「ビジネス文章」です。
今回の研修では、現場の状況を正しく、簡潔に、そして相手に分かりやすく伝えるための「構成力」「要約力」「課題対応策」を中心に学んで頂きました。
受講者7名の皆さんは、PCと睨めっこ。オリジナルワークを個人で40分間。
実践的な内容にグッタリ。
しかし、「やっぱり大事ですね」「すごく勉強になりました」と前向きな声を聞くことができました。
現場力を言語化する“管理職の書く力”は、これからの組織の中核スキルとなります。
私自身も大変勉強になった研修カリキュラムでした。
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