たった2つ!上司がやるだけで研修成果があがる!!
2024年2月26日
- 研修を受講させたけれど、部下に変化がない
- 勉強になったと言っていたけど、全く変わらない
部下がいる人であれば、こんなつぶやきをした経験があるのではないでしょうか。
研修講師をしている私の立場からすると耳が痛い言葉ですが、
この言葉を聞いた時は、必ずこの質問をします。
「研修前後に、どのような取り組みをしていますか?」
返答で多いのは研修後の取り組み。
「本人に研修レポート(報告書)を書かせ、上司と共有させています」
「今後のアクション計画を書かせています」
上記2つも大切ですが、書かせた後の取り組みが重要。
また、研修前の「動機付け」も、受講を「その気」にさせる重要な取り組みです。
研修受講前の「動機づけ」とは
では、研修前の「動機付け」とは、どのようなことをすればいいのか。
実は、カンタンです。
●研修で何を学んで欲しいのか
●なぜ、そのスキルが必要なのか
●そのスキルを身に付けると、どのようなメリットがあるか
この3つを部下のタイプに合わせ熱意を持って伝えるだけです。
例えば、受身な部下であれば質問形式で伝えることがよいでしょう。
そして、絶対にやって欲しくない『NG動機付け』は、
「明日の研修、しっかり学んでこいよ」
「✖✖研修は、役に立つよ」
など、曖昧な言い回し。これはNG。
部下の立場で考えれば、上司からエールを貰ったとは思わないでしょう。
研修後の動機付け
次に、研修受講後はどのようなことをすればいいのか。
社内で使用している書面(研修報告書やアクションシートなど)を共有以外に、ぜひ実践して欲しいことは、
- 今回の研修で番勉強になったことをヒアリングする(理由も)
- 上記で勉強したスキルをどのように身に付けていくか具体的場面をヒアリングする
- 部下からヒアリングした内容について「期待」をしていることを熱意を持って伝える
いかがでしょうか
決して難しくはないですよね?
何事もやりっぱなしにはダメです!
研修も同じです。
私がお世話になっている企業では、上司から部下への「動機付け」を強化しました。
その結果、部下の研修への姿勢が大きく変わり学ぶことへの意欲が増加。
一定のES効果も見られました。
そして、上司が部下を育成するモチベーションへも繋がりました。
さぁ、やるべきことが見えました。
皆さんの部下は、いつ研修を受講しますか?
その研修内容を上司である「あなた」が先ず把握し、
その上で動機付けをしてみましょう!
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