コーチングよりもティーチングをお薦めする理由
2024年6月20日
弊社は代表者がフリーで活動している時代から、一般社団法人日本ショッピングセンター主催の全国接客ロールプレイングコンテスト審査をさせていただいていることや、トレーナーやマネージャー、販売経験者が多いことから、販売研修やホスピタリティに関する研修が専門だと思われることが多いです。
実際、企業様からのご依頼は「コーチング」「チームビルディング」など、リーダー育成に関する研修も多く販売研修と半々。
特に、「コーチング」に関する研修は、多くの企業様や商業施設様で実施させて頂いています。
コーチングは基礎から応用まで、その企業様のご要望、レベルに合わせて作成。
年間60~100名程の人に受講頂いておりますので、延べ2,000以上の方に学んで頂いたことになります。
ティーチングが出来ているだろうは思い込み?!
しかし、ここ数年「コーチング」をご提案するよりも、「ティーチング」をおススメしています。
そもそもコーチング研修を教える講師からすると、
ティーチングは実践できているが大前提。
ですが、これは思い込みのケースが実に多い。
・経験値が邪魔をしたり
・(反対に)経験値がないままリーダーになり教え方が分からない
・人員不足が要因で昔のように腰を据えた指導が出来ない 等々
つまり、
ティーチング基礎が定着していないまま「コーチング」を学んでも、
思うような成果は期待できたいのです!
新入社員への指導だけでなく、昨今は中途社員を指導する場面も増えていると思います。
指導者が教え方が上手だと相手(部下)もグングンと吸収し成長も早く「即戦力」になります。
しかし、指導者が教え下手だと相手(部下)は、何度も質問することを恐れ取り合えずやってみる。
この取り合えずが、間違っているケースが実に多い。
●指導者側は「なぜ、聞かいない」
●部下側は 「もっと詳しく教えて欲しかった」
こんな言葉にならない気持ちが大きくなると、
「自分に合わない」
「もっと働きやすい職場を探そう」と辞めてしまう。
皆さんの職場は、いかかですか?
もっとティーチングを定着させるべく、見直しをしてみましょう。
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