トライアンドエラーとゼロリスク世代
2024年6月4日
![](https://toyoeda.jp/wp-content/uploads/2024/06/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5-1-720x405.png)
先月某企業様にてワークを中心とした研修を実施。
一つ目のワークは「ドミノ倒しゲーム」。
チームミッションは、「どこのチームよりも長くドミノを倒す」
つまり、どれだけ長くドミノを倒すかが勝負の決め手。
そして、このワークの一番の狙いは、チームでのトライアンドエラー。
しかし、回数を重ねる中、各チーム失敗をしないようにドミノを並べることに注力。
全くトライをしないのだ。
結果、発想豊かに成功を収めるチームもなく、また大きな失敗をするチームもなく終わった。
講師である私から、「何故、トライしなかったのか」質問をすると、
「途中で失敗したら終わりだから」
「失敗は避けたかったから」
と失敗したくないことが最優先されてしまったらしい。
つまり、最近よく耳にする「失敗したくない」若者の考え方だ。
Y世代に比べZ世代は「失敗をしたくない」という気持ちが強いらしい。
昭和世代からすると「失敗から学ぶことは大切だ」「失敗は財産だ」
なんて声が聞こえてきそうだが、Z世代には全く通用しない。
しかし、トライアンドエラーを繰り返し新たなサービスが生まれ、
新しいビジネスモデルがいつの間にか「当たり前」になっていることも現実。
成功して嬉しく楽しい経験も、
失敗し怒られ落ち込んだ経験も、
どちらも財産だと思う豊枝です!
関連記事
接客コンテストの審査員が思う「惜しいなぁ」と思う人の共通点
2024年7月17日
2024年7月17日
今年も『全国NO1の販売員』を目指し多くの皆さんが接客ロールプレイングコンテストへ挑んでいます。
毎年150名以上の審査をさせて頂いておりますが、毎回購買意欲を刺激さ...
毎年150名以上の審査をさせて頂いておりますが、毎回購買意欲を刺激さ...
電話応対の「折り返し」! あなたは、何分後をイメージする?!
2024年7月2日
電話応対の「折り返し」! あなたは、何分後をイメージする?!
2024年7月2日
仕事だけでなく、プライベートでも電話で話す機会が減っています。
電話に代わりメールやオンライン・LINEでのやり取りが多くなり、
携帯の電話が鳴ると「ドキッ」とするこ...
仕事だけでなく、プライベートでも電話で話す機会が減っています。
電話に代わりメールやオンライン・LINEでのやり取りが多くなり、
携帯の電話が鳴ると「ドキッ」とするこ...
コーチングよりもティーチングをお薦めする理由
2024年6月20日
2024年6月20日
弊社は代表者がフリーで活動している時代から、一般社団法人日本ショッピングセンター主催の全国接客ロールプレイングコンテスト審査をさせていただいていることや、トレーナーや...