今年のロールプレイングコンテスト?!
2021年4月22日
「先生、今年はやるんですよね?」
「他の商業施設は、どのような計画ですか?」
「感染拡大のこの状況下、本当にできますかね?」
一般社団法人日本ショッピングセンター協会(SC協会)主催、「全国接客ロールプレイングコンテスト」について、お世話になっている各商業施設ご担当者から不安な声が届いています。
昨年は早々に中止発表をしたSC協会でしたが、今年は早々に開催実施を発表。
既に、地区大会開催日時も告知されています。
大阪だけでなく東京も早ければ3回目の緊急事態宣言が5月25日にも発表されようとしている今、接客ロールプレイングを実施するか否か悩みますよね。
もし、実施してクラスターが発生したら・・・、と考えるとネガティブワードで頭の中がいっぱいになると思います。
ですが、本当に実施できないでしょうか・・・・
私が昨年から一貫して伝えていることは、
「各テナントは、今現在もお客様を接客しています」
「コンテストのほうが、ある程度ソーシャルディスタンスは保つことができます」
「コンテスト運営方法を工夫すれば実施可能だと思います!」
実際、昨年コンテストを開催した商業施設では、多くのテナントの皆さんが参加くださいました。
特に、例年と異なる点としては販売歴1年未満のスタッフの皆さんの参加が多かったことです。「チャレンジの場」としてコンテストに参加させた、という声が店長たちから沢山寄せられました。
そうなのです!
コロナ禍、各社、上期は不安な気持ちと感染拡大防止をすることで手一杯、下期はネット販売強化をすることでてんてこ舞い。その結果、現場は新しいことにチャレンジする機会すら与えられず仕舞い。店長、スタッフは、悶々とした日々を過ごしていたと推測します。この状態ではモチベーションはアップしません。
そもそもモチベーションには2つの種類があると言われています。
●外発的動機づけ
●内発的動機づけ
内発的動機づけは、文字通り内側における興味・感心が動機付けとなっている状態のことです。
外発的動機付けよりも持続性が高いと言われています。だからこそ、企業としては、内的動機づけを刺激するような施策を講じることが必要です。モチベーション維持は、現場任せ、店長任せでは無理なのです。
「キッカケ」なければ維持強化することは難しいのです。
こんなご時世だからこそ、
接客ロールプレイングをひとつの「キッカケの場」として提供して欲しいと切に願う豊枝です!
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