セカンドキャリア人材の採用方法

セカンドキャリア人材育成

東京都が開催している「セカンドキャリア塾」。
お仕事でお世話になっている方からのご紹介で第3期生として受講。こちらは中小企業を対象とした動画セミナーです。

 

動画では、
・シニア人材を活用するメリット
・活躍事例紹介
・改正高年齢者雇用安定法について
・シニアの就業をとりまく環境
・シニアの賃金や評価制度の考え方
・シニアを雇用する上での職場環境づくり   など

90分間の動画で3本視聴。

 

 

動画内では内閣府などの調査データがいろいろと紹介されています。
■質問「何歳まで収入が伴う仕事をしたか」
65歳まで 25.6%
70歳まで 21.7%
75歳まで 11.9%
80歳まで 4.8%
働けるうちはいつまでも 20.6% 

 

■質問「仕事をしている理由は」
収入が欲しい 45.4%
身体や老化防止 23.5%
仕事が面白い・知識技術を生かせる 21.9%

 

仕事柄、特に興味深いデータがこちら。
「シニア(50代以上)と若手・ミドル間のコミュニケーションや協力関係に関するアンケート」(企業活力研究所)。

■質問「あなたは、シニア層・若手及びミドルとうまくコミュニケーションが取れていますか?」
シニア層
男性41.5% 女性50%   「上手くいっている」と回答

若手・ミドル層
男性27.6% 女性35.2%「上手くいっている」と回答

 

■質問「若手・ミドル層へシニアと仕事をするメリットとは?」
高い技術やノウハウなどを教えてもらえる 62.8%
人生相談相手として、経験を活かしたアドバイスがもらえる 59.9%

 

動画内でシニア人材を積極的に採用されている企業の方が、前職の肩書よりも「コミュニケーション能力」が重要だという話も調査データを裏付けます。
自分の経験や成功体験を振りかざしアドバイスでなく、命令口調になってしまうと上手くいきません。人生経験豊富な人が若者へ寄り添わないと円滑なコミュニケーションは難しいでしょう。 

 

さて、先日お世話になっている企業の開店前研修を依頼され高松へ行った際のこと。
オープニングスタッフの中にセカンドキャリア組もいらっしゃいました。
ケーススタディロールプレイングでは、若いスタッフから褒められ照れている方、出来ていない点を指摘されメモをされている方。また、休憩時間には、問題を改善するためのアイディアを積極的に既存スタッフへ説明する真摯な姿が印象的でした。


人生100年時代と言われる現代。
人材不足、人手不足問われている現在。
日本人口の約3割は65歳以上となる今。
そして、2030年には3.2名に1名が65歳と言われている将来。

そろそろ新卒採用だけでなく、50歳以上への本気の人材育成の在り方を考えるべきではないでしょうか。

 

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