コロナ禍の今だから見えてくる!お得様への対応!!

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ソーシャルディスタンスと接客応対

本日は「お得意様」をテーマにしました。
私が考える客側の「お得意様」のマナーがあります。それは、店に迷惑を掛けないこと!
例えば:飲食店 
    予約時間を厳守する、料理は残さない(苦手食材は事前に伝える)、他客に迷惑をかけない、しっかり飲んで食べる
例えば:物販店 
    おしゃべりすることを目的で来店しない、試着もせずにグダグダ悩みを言い続けない、思わせぶりな態度を取らない

このマナーは、私が当時働いていたアパレル会社で、多くのお得意様に助かられたことがベースにあります。
●お店が混雑している時、
「店長、あちらのお客様を優先してあげて、私は適当に見てるから大丈夫よ」

●お客様が2つの商品で悩んでいる時、
「店長は、どっちがいいと思う?私よりも店長のほうが私の服は分かっているから」

●新入社員が挨拶した時、
「あら~、カワイイ!あなたいい店に配属になったわねぇ。宜しくね」      等々

20代、若さとパワーで何事も乗り切っていた私には、多くのお得様が支えてくださいました。
今考えれば、そのお客様の年齢は40代~50代、今の私の世代です。
その年代になったからなのからでしょうか、先日食事に訪れた店で考えさせられれたことがありました。

ソーシャルディスタンス

約5カ月ぶの外食に選んだレストランは、事前にリサーチした通り全席予約客で満席(5組16名)。
その人気が物語るように、料理はお見事!一皿一皿を堪能させて頂きました。
食事が進むにつれ1組(男女4名)のテーブルが賑やかを通り越し煩いのレベルに。私たちのテーブルだけでなく、他テーブルもチラチラ視線を送りますが全く気付かない。とうとう、全テーブルの声が大きくなりだしたのです。

私の観察が間違っていなければ、その煩いテーブルの1名は常連さん。
その常連さんからは「お酒を一番注文しているし、よく来る客だからいいだろう」そんな雰囲気が醸し出されています。
勿論、私の妄想かもしれませんが、お酒を飲んでいない私の頭は冴えていたと思います。
店側サイドを6名を観察すると、この状況をマズイと思っている2名、自分の仕事で精一杯4名。お店で働いている皆さんは若い方という印象でしたので、店側からの注意の仕方を知らない、もっと言えばお得様へ注意を促すことはできない、気分を害されたら大変だ、と思い込んでいるのかもしれません。とても残念です。

どこの店にも羽振りの良いお得意様はいらっしゃいます。
しかも、このコロナ禍に於いて、ボトルをドンドン空けてくださるそのお得意様は店側にとって神様でしょう。
だからこそ、客側は自分の客としてのマナー(品行)を正して欲しいと思います。
そして、たった1名のお得意様が多くのお客様の楽しいお食事の時間を台無しにすること。
その先、どんなことが起きるのかを想像する力を持って仕事に臨んで欲しいと思う豊枝でした。

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