「動く」年 寅年
2022年1月4日
今年の干支は「虎」。
巷では、その年の傾向を十二支それぞれの相場格言を用いて言います。
繁栄(子) 躓き(丑) 千里を走る(寅) 跳ねる(卯) 天井(辰) 天井(巳) 尻下がり(午) 辛抱(未) 騒ぐ(申) 騒ぐ(酉) 笑い(戌) 固まる(亥)
そして、「寅」は、元々は「螾(いん)」という漢字が使われていました。
この字には、「動く」という意味があります。後に動物の「虎」が当てられたという経緯があります。
この「走る」「動く」という文字から皆さんは、どのようなイメージを抱くでしょうか。
新しいことへチャレンジする年、
動く(変化)が求められる年、
止まらず前進が求められる年、
などなど、人の数だけ解釈があるようです。
どんな年になるのか・・・
直近で見ると・・・・
●「働き方改革」
例年は元旦も営業していたスーパーが、正月休みをしている会社が増えたように思います。
働いている従業員も正月くらいは家族団欒で過ごしたいと思うでしょう。
365日営業することが当たり前ではなく、むしろ問題であると捉える人が増えている表れだと考えます。
●「SDGs」
正月と言えば、福袋。ですが、今年はさほど話題に挙がらなかったように思います。
ここ数年、衣料の福袋よりも食物販の福袋が人気だと言います。
断捨離や環境に優しい生活をすることが問われている今、お得だからと直ぐに購入することにブレーキをかける人が増えているのだと思います。実際、セールをしていない店舗に行列ができています。必要なモノを必要な分だけ購入するそんな時代になっているのでしょう。
●ネットショップ
正月は福袋だけでなく、クリアランスセールも一大イベントでした。
しかし、昔のようにSALEのPOPも大々的に掲示している店舗も減少し、大きな紙袋を肩から下げている人はあまり見かけなくなりました。
ネットでは一年中セールが開催され、ECサイトによっては驚くような価格で商品が買える今、リアル店舗に於けるセールは魅力的ではないのでしょう。
寅年は「動く」年。
既に、動き始めた業界、会社もあります。
では、個人ではどのように「動く」のか。
私はこの「動く」をチャレンジと捉え、仕事で3つ、プライベートで3つ「動く」を実行したいと思います。
皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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