接客コンテストの審査員が思う「惜しいなぁ」と思う人の共通点

接客コンテストの審査員が思う「惜しいなぁ」と思う人の共通点

今年も『全国NO1の販売員』を目指し多くの皆さんが接客ロールプレイングコンテストへ挑んでいます。
毎年150名以上の審査をさせて頂いておりますが、毎回購買意欲を刺激されます。
先週も70名程の審査。
今週はフィードバックシート作成へ向け、何度も動画を見返しながらコメントを作成しております。

 

さて、コンテストはエキシビションではないので点数を付けます。
「素晴らしい」と思えば高評価、
「もう少し頑張ろう」と思えば低評価となるわけですが、

1日20名以上の審査をしていると、
「頑張ろう」よりも「惜しいなぁ」と思う人のほうが多いです。
では、どのような人が「惜しいなぁ」と思うのか、幾つか紹介したいと思います。

 

「惜しいなぁ」と思う人とは・・・・

  • 商品説明が上手いのに、お客様との会話のキャッチボールが少ない人
    お客様が聞き役になってしまい、商品情報以外の点数が伸びない。
    惜しいなぁ~。

 

  • 質問力があるのに、質問責めになっている人。
    自分が必要な情報入手に集中し、お客様の気持ちが置いてけぼり。
    惜しいなぁ~。

 

  • 商品の良さを伝えきれていない人
    「大人気」「ステキ」の、その理由を伝えていない。
    惜しいなぁ~

 

  • 語尾をハッキリ発音しない人
    商品説明をしながら、徐々に小さい声になると自信が無い印象を与えてしまう。
    惜しいなぁ~

 

そして、「表情」が乏しい人。
素晴らしい商品説明をしても、お客様へも審査員へも「思い」が伝わってきません。
惜しいなぁ。

この5つの「惜しいなぁ」が無い人が高評価であり、
全国NO1への道のりが近い人です。
コンテストだけでなく、日頃の接客も同じです。
この5つの「惜しいなぁ」がない人は売上を取れる人=ファンが付く人です!
自分の接客を見直し、「惜しいなぁ」を無くしましょう!

 

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