オンラインで教えることの難しさ
2020年7月1日
本日より7月。
2020年も半年終わったのですね、いろいろありましたが早いです。
さて、コロナ禍でzoomを使用する機会が増えた方も多いと思います。
そして、そのzoomで悩んだ方、悩んでいる方も多いと思います。
私は東京モード学園様で販売に関する授業をしております。今はzoomで接客の仕方を教えています。少しでも楽しく学んで欲しいと、zoomのブレイクアウトルーム機能を学び、授業で早速やってみました。
ところが、各ルームを覗くとセッションができていないことが多い。
更には、無音のチームまである。慌てながらも各ルームをから見えてきた要因は3つ。
・海外から受講している留学生は出欠後、参加していない
・ネット環境が整っていない生徒は顔出しができない(たぶん、初期設定)
・自分から声を出す生徒が少ない
そこで、円滑にディスカッションが行われているチームへ質問をしてみました。
わたし「どうして話さないチームがあると思う?」
生徒 「対面じゃないから、気まずい」 (即答)
えっ?え—————-っ!!!! 驚いた私は、「君たちは、オンライン慣れしている世代ではないの?」と尋ねると、「だって、まだあまり会ってないから、知らないし」と言われました。力が抜けました(笑)
この現象は、多くの大学でも起きているようです。そして、学生だけでなく、社会人のセミナーなども顔が見えているのにチャットの方が盛り上がるという話しも聞きました。世代ギャップなのでしょうか、理解に苦しみます。(入力するより話したほうが早いじゃん!)
コロナ禍で密を回避し学ぶにはオンラインは必然的です。
しかし、オンライン中に交流を通じてコミュニケーションの重要性を知ることや、他者とのディスカッションから知識の理解を深めることは、かなりハードルが高いです。そして、そのハードルは講師側のスキルだけではなく、受講する側のネット環境や学ぶ気持ちがなくては越えられないと実感します。
そんな中、昨日 初のリアル授業で「先生、この間のzoom授業でチームで考えたやつ、あれ、すごく面白かった!」と言ってくれる生徒が多数。
やって良かった!!! 努力が少し報われました(笑)
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