職場におけるパーソナルスペースの重要性         

職場におけるパーソナルスペースの重要性         

文化の違いとハラスメント対策

最近、「パーソナルスペース」について驚いたことがありました。
海外から一時帰国している友人が
職場での部下との距離感について話してくれたのですが、その意識の高さに驚かされました。

例えば、

  • 仕事の話をするとき
  • ランチタイムのとき
  • 何気ない会話をするとき

どのような状況でも、常に相手との「パーソナルスペース」を意識しているというのです。
私は海外の人々は日本と比べて距離が近く、ハグなどのスキンシップも日常的だと思っていました。
しかし、友人の話を聞いて、その認識が違っていたことに気づきました。

友人によると、国籍や性別、年齢に関係なく、パーソナルスペースはとても重要視されているそうです。
自分が心地よいと感じる距離でも、相手が違和感を覚えることがあり、その違和感がハラスメントにつながることもあるとのこと。

 

 

日本では、特に職場において「適切な距離感」を意識することが少ないかもしれません。
上司や先輩が親しみを込めて肩を叩いたり、
飲み会の場で距離が縮まることが良しとされる文化もあります。

しかし、昨今のハラスメント問題を考えると、そうした行為が相手にとって不快である可能性もあり意識の変革が求められています。

特に、マネージャーやリーダーの立場にある人は、パーソナルスペースや適切な距離感についての知識を持つことが重要です。

相手が安心して働ける環境を整えることは、チームの信頼関係を築き、生産性向上にもつながります。

相手のパーソナルスペースを尊重することは、円滑なコミュニケーションのために欠かせないポイントであり、これからの社会ではより一層意識されるべき課題だと感じた豊枝です。

関連記事

年間300回以上ロールプレイングに立ち会う講師が                ロープレ初心者に気付いて欲しい2つのこと

年間300回以上ロールプレイングに立ち会う講師が                ロープレ初心者に気付いて欲しい2つのことの画像

年間300回以上ロールプレイングに立ち会う講師が                ロープレ初心者に気付いて欲しい2つのこと

2025年7月1日 いよいよ『接客ロールプレイングコンテスト』の季節到来!
今月の審査は、計6日間。
コンテストまでには、接客技術を磨くための研修やロールプレイングを行います。 日頃、ロー...

“書く力”は、マネジメントの武器になる

“書く力”は、マネジメントの武器になるの画像

“書く力”は、マネジメントの武器になる

2025年6月13日 弊社はクライアントから「●●できませんか?」とご相談をいただくことがあります。
ご相談から新しい研修メニューが生まれることが案外多いのです。有難い。 今回も「報告書を...

ネット担当者の対応からリアル店舗へ

ネット担当者の対応からリアル店舗への画像

ネット担当者の対応からリアル店舗へ

2025年5月22日   2週間程前の話しになりますが、買い物でステキな体験をしました。
実は、この1、2年ずっと仕事用のバッグを探していました。
既に、2個購入しましたが、いざ使うと「違...