若手リーダーよ、1on1に備えた準備してる?
2024年1月24日
先週、今年初の研修を実施させて頂きました。
研修テーマは、ズバリ「実践・面談トレーニング研修」。
文字通り、部下面談の成果を高める研修です。
この研修が誕生した経緯は、面談が効果的に行われていない様子が窺えたことが理由です。
若手リーダーが面談をする際に、
・やり方が分からない
・面談の手順が分からない
・部下の話しを聞くことで時間を使い切ってしまう
・次の目標を掲げるまでの流れが作れない
などなど。
自分が部下の時に効果的な面談をやってもらっていない為、マネができない若手リーダーが多いのです。
だから、この研修カリキュラムが誕生しました。
上司が陥りやすい面談とは
ちなみに、キャリアがある上司でもこんな面談を行っている人も多いのでは・・・・
・上司の経験談や精神論を言って聞かせる面談になっている
・面談のゴールが部下の問題や悩みの解決ではない
・話題(テーマ)が広がりすぎて面談本来の目的を見失っている
・部下が建前だけを話して本質が聞き出せないで終わる
・口下手、自己主張が苦手な部下へのアプローチができず、自分が意味もなく一方的に話して終わる
面談効果をアップする
面談は上司側の事前準備が重要です。
1.面談のゴールを設定しておく
2.「必ず聞く内容」の設定をしておく
3.相手の承認ポイント把握しておく
4.質問内容(質問シュミレーション)を想定しておく
5.フィードバック材料を準備しておく
その場しのぎの面談は、上司・部下どちらにとってもメリットはありません。
研修終了後、あまり面談をしたことが無いという若手リーダーの研修アンケートに、以下の言葉がありました。
「面談は経験を積んで上手になると思い込んでいました」
確かに、経験を積むことで上手にはなるでしょう。
しかし、その経験を積む過程の中で、
・部下のモチベーションが下がる
・部下が退職する
など、自信を喪失してしまう若手リーダーも多いです。
自分の面談スキルを向上させながら経験を積むことが大切です。
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