Z世代のモチベーションアップとその方法

部下のモチベーションは、数値化と承認力?!

部下のヤル気を引き出す方法

部下のモチベーションアップの仕方

 

「先生、部下のモチベーションに困っています」
「先生、どうやったら部下のヤル気を引き出せますか」

一年間でこの言葉をどれくらい耳にするでしょうか。
この仕事を初めてから20年以上経ちますが、聞かない年は無いほどよく耳にする言葉です。
それほど、部下のモチベーションに悩んでいる管理職が多いということなのかもしれません。

では、どうしたら部下のモチベーションをアップすることができるのか
どうやって、部下のモチベーションを維持することができるか

 

目標設定とヤル気

私事になりますが、第三者からモチベーションアップしてもらった経験談をお話したいと思います。
歯の違和感を感じ、ずっと自分に言い訳をし遠ざけていた歯医者へ意を決し行くと・・・・

 

案の定、虫歯。
虫歯の治療が始まると週1~2回の通院スタート。
虫歯治療終了後は、定期健診がスタート。
毎回、定期健診後に現在の歯の状況について丁寧な説明を受けます。

 

前回は、定期健診4回目だったでしょうか。
これまで同様、歯の状況を説明している歯科衛生士さんが、
「前回よりも10%ほど良くなっています」
「1ヶ月でこの数字は凄いです。引き続き歯ブラシ頑張ってください」


定期健診では、自分の歯の写真を見ながら説明を受けます。
歯の1本1本の状態がパーセント%として表示(見える化)。
つまり、成果も課題も目で確認することが出来るのです。
「成果」も「課題」も具体的な数字として示されると俄然、モチベーションがアップします。
私が単純なのかもしれませんが(笑)

 

 

承認力とモチベーション

嬉しくなった私は、前回歯ブラシの種類についてアドバイスがあったことが成果アップの要因であることを伝えました。すると、使用していた歯ブラシの種類と私が歯ブラシを替えたことへの感謝を言われました。

前回の会話を覚えていたことへの驚きと共に、感謝の言葉を言われたことへの喜びを感じました。
つまり!承認された喜びを感じたわけです。

 

ビジネスに置き換えると
●目標を分かりやすく数値化「見える化」すること
●設定後の「承認力」を高めること

 

この2つが部下のモチベーションに大きく繋がります。
成果だけを認める上司だと部下のモチベーションは一時は上がるでしょうが維持はいません。
成果だけでなく、その過程をも認めることで部下のモチベーションは上がります。

 

例えば、接客業。
売上だけでなくアパレルであれば、アプローチやフィッティングルーム利用回数などを数字化すると、手応えや成果も得られます。
そして、得たことでヤル気へと繋がります!

身近なコトを「数字化」「見える化」することが、部下のモチベーションを上げるチャンスです!
そして、”承認”することと”承認チャンス”を逃さぬよう留意しましょう!

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