withコロナ 接客応対

1人ミステリーショッパー④　withコロナ　恵比寿アトレ編

2020年7月6日

東京の新型コロナウィルス感染者が三桁が続き不安な状況下、週末に恵比寿アトレを視察させて頂きました。
こちらの商業施設は6月15日より全館通常営業。他館同様、入口に手消毒設置。（あまり目立たないので、消毒をしていない方も多い印象）

さて、毎年この時季にショッピングで訪れますが、例年と比べるとお客様は少ないように感じます。とは言え、来店されているお客様を観察すると、商品を物色する姿勢、スタッフへの質問、ご友人同士の会話から聞こえてくる内容から、購買意欲が高いことが窺がえます。実際、ショッパーを持っているお客様も多いと感じました。これはチャンス♪
では、各ショップの接客状況はどんな感じかというと・・・・。
コロナ対策はマスク着用、レジの飛沫防止対策、入口の手消毒の３つ。接客はコロナ前と変わらない印象。
スタッフへ以下の質問をしてみました。

わたし：ソーシャルディスタンスって言われているので、もっと殺伐としているのかと思ってました。
販売員：あ～、営業再開して間もないときは多少ありましたけど、今は全くないですね。
わたし：変わらないカンジ？
販売員：そうですね。

店内のお客様も商品に夢中になるとソーシャルディスタンスも忘れてしまう。そして、そのお客様に応えようとスタッフも・・・、といった印象です。もし、今店頭に立っていたら、同じようになるだろうなあと元販売員の私は思います。一方で、現場のスタッフが安心して働く、更には営業を続けるためにも、店側がもっと慎重になることも重要と考えます。
今回思ったことは２点。

●洋服のお直し
フィッティングルームから必ず出てピン打ちをすること。
会話は鏡を通して行うべきと考えます。正面を見て会話することで飛沫防止に繋がります。
理由：今回パンツを試着した際、スタッフはしゃがんだまま下から私を見上げるようにして会話をしていました。

●レジ応対
クレジットカードの暗証番号を入力する端末の場合でも、現金でも、お客様がお財布へ納めた後、商品をお渡しする前に手消毒をおススメしても良いのではと思います。勿論、スタッフもその時に一緒に手消毒する。
理由：久々に大きな買い物をした高揚感のせいか、店を出る際に手消毒は全く頭にありませんでした。

折角、営業も再開しお客様も徐々に戻りつつあります。だからこそ、一人ひとりがの行動が重要になります。
皆さんで気を引き締めましょう！