1人ミステリーショッパー⑤ withコロナ 長崎ゆめタウン夢彩都

1人ミステリーショッパー⑤　withコロナ　長崎ゆめタウン夢彩都

2020年7月17日

コロナ禍も多くのお客様が来店

東京は連日三桁の感染者数が止まらず不安ばかりが募ります。
そんな中、感染防止策を徹底し長崎出張へ。
羽田空港は先月と比べても変化無し。驚くほど人がいません。緊急事態宣言が解除されても、オンラインによる打合せや商談で事が済んでいる証拠かもしれません。今までの移動は何だったのでしょうね。

さて、長崎は今から７、8年前は毎月のように通っていたこともあり親しみがある土地です。宿泊先から程近い「長崎ゆめタウン」を久々に視察しました。地下１階から、地上４階、店舗数103店、今年20周年目を迎える商業施設。地下のフードコート、スーパー、入口のスターバックス、最上階の紀伊国屋書店も、多くのお客様がいらっしゃいました。（私も書籍購入♪）

では、新型コロナウィルス感染拡大防止策としては、多くの商業施設同様に以下が実施。
・出入口に手消毒
・コロナ対策ポスターの掲示（出入口、階段など）
・各店舗にはレジに透明の間仕切り（各店オリジナル：透明ビニールでの間仕切り、クリアボードでの間仕切りなど）
・コイントレーを活用した金銭授受
・スタッフはマスク着用（フェイスシード着用は無かったように思います）

次に、接客は・・・・。
コロナ禍で大変中、皆さん笑顔で頑張っているなぁと感心。
一方、気になった点が、「いらっしゃませ」後のアプローチをしているスタッフが殆どいなかったことです。
このご時世ですので、過度なお声掛けを控えているのかもしれません。が、売上を考えると少し心配になりました。
この心配は、他商業施設も同様です。
テナントの皆様は、きっとこんな気持ちでいるのではないでしょうか。
「ソーシャルディスタンスを考えると、どのように声を掛ければいいのか分からない」
「マスクで表情み見えないし、何を言ったらいいか分からない」
「コロナ前のアプローチをしても反応がない」

一言でいえば、コロナ前と同じアプローチは、もう通用しません！
きっと現場で頑張っている多くのスタッフが気付いていると思います！
お客様一人一人のためのアプローチ言葉が必要です。20代のお客様にも、40代のお客様にも、スカートにもコートにも、「かわいいですよね」「ステキですよね」は、特徴を伝えたことにはなりません。
その為には、１品１品①商品特徴をピックアップする　②その特徴を短いフレーズにする
この２つをするだけでも、アプローチのバリエーションが増えます！
ショップ全員で得意なアイテムを１つでも多く増やし、最強のアプローチバリエーションをつくりましょう！