なんとなぁ~くの感覚指導は刺さらない?!
2026年4月16日

私にはお気に入りのカフェがあります。
週に1回は利用しているので、年間でおよそ50回。
店員さんと「こんにちは」と挨拶を交わし、何気ない会話を楽しむ。
私にとって、ホッと息抜きができる大切なコミュニティのような場所です。
さて、そのカフェで時折、スタッフへの「指導」の場面を見かけることがあります。
プロのコーヒーの淹れ方や備品の発注方法など、勉強になることも多いのですが、
先日、売場づくりの指導場面に遭遇しました。
そこで感じたのは、言葉の「根拠」の大切さです。
これまでの指導と違っていたのは、部下の方の反応です。
どこか納得がいかない様子で、絞り出すような声で「はい……」と返事をしています。
指導している上司側は、自分の「経験」と「感覚」だけで話しており、
内容に客観的な「根拠」が見えてこないのです。
上司はその違和感に気づかないまま、指導を続けていました。
売場づくりはセンスが問われると思われがちです。
そのため、感覚的な言葉ばかりが先行すると、相手を納得させることができません。
それどころか、部下側に「上司とは好みが違うだけだ」と解釈され、
心の溝が生まれてしまうこともあります。
しかし、実際には売場づくりには明確な「ルール」が存在します。
入口からの視線誘導、ゴールデンゾーンの活用、棚割りと陳列の構成……。
こうした基礎を学ぶことで、「なぜ、そうするのか」を論理的に説明できるようになります。
根拠があるからこそ、人は納得し、前向きに動けるのです。
経験や勘を否定するわけではありません。
でも、そこに「根拠」というスパイスを加えることで、
指導はもっとスムーズに、もっと楽しくなるはずです。
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