伝えるプロが教える「ニュアンスのズレ」を防ぐ秘訣
2026年3月13日

三寒四温の折、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この時季は、新しいクライアント様との出会いも多く、身の引き締まる思いです。
講師が直接ヒアリング」がもたらす、驚きのスピード感
実は、弊社にはいわゆる「営業担当者」がいません。
「小さな会社だから」という事情もあるのですが、これには大きなメリットがあると自負しています。
それは、実際に登壇する講師が直接、お客さまのお悩みを伺うということです。
大手研修会社様の場合、手厚い営業窓口がございますが、ヒアリング内容が「営業→制作担当→講師」と伝言ゲームのように流れる中で、細かいニュアンスにズレが生じることがございます。
また、修正のたびに社内確認が必要となり、時間がかかってしまうことも少なくありません。
対して弊社では、講師がその場で「現状」と「目指す姿」を直接理解します。
そのため、 「このカリキュラムは、もう少し実践的なロールプレイングに時間を割きましょうか?」
「では、この部分の事例を、貴社の業界のものに差し替えますね」 といったように、
その場のご相談で、より具体的な話を進めながら改善できてしまいます。
この柔軟性とスピードには、研修ご担当者様からも毎回驚きと喜びの声をいただきます。
以前、大手ブライダル企業の教育担当者様からも、
「直接、講師の方にリクエストができ、
その考えをダイレクトに聞けるのは、非常に有り難いです」 というお言葉をいただきました。
間に人が入るほど、「ニュアンス」は消えていく
私自身も代理店様などを通じてお仕事をさせていただくことがありますが、間に人が入れば入るほど、「ニュアンス」を正確に伝える難しさを感じます。
ヒアリングシートには書かれていない、担当者様の「本当の悩み」や、社内の「微妙な空気感」などは、やはり直接会ってお話ししないと伝わりきらないものです。
その微妙な「ズレ」を修正するために、何度も提案書を作成し直すこともございます。
この「ニュアンスのズレ」は、ビジネスのあらゆる場面で起こり得ることではないでしょうか。
特に、初対面の相手に物事を伝えるのは、案外難しいものです。
悩みはあるけれど、事細かには説明しづらい。
現状への不満が、ただの「会社の文句」に聞こえないか不安。
予算の制約がある中で、どこまでリクエストしていいか迷う。
こうした背景もあり、最近ではコミュニケーション研修と並んで「伝えるスキル」に特化した研修のご依頼が急増しています。
「伝えた」をゴールに
伝えることの研修やコミュニケーション研修の最後で、私はいつも受講者の皆さんにこの言葉をお伝えしています。
「『話した』で満足せず、『伝えた』をゴールにしましょう」
「話した」は、自分が言いたいことを一方的に発した、自分本位な状態。
「伝えた」は、相手が内容を正しく理解し、納得している状態です。
皆さんもまずは、相手の心に届く「伝えること」を念頭に、周囲の方と向き合ってみてはいかがでしょうか。 もし、組織内での「伝わらない」お悩みがあれば、ぜひお気軽にトヨエダコンサルティングへご相談ください。講師である私が、直接お話を伺います。
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