接客ロールプレイングコンテスト東北支部大会審査を終えて・・・

今年は東北支部大会で審査員をさせて頂きました。
総勢61名の皆さんが接客技術を競い、各部門の優勝は以下2名が選ばれました。おめでとうございます！
・飲食、食物販、サービス部門：タリーズコーヒー　男性（販売歴11年）
・ファッション、物販部門　　：グローブ　女性（販売歴17年）

SC協会の接客コンテストも今年で25年目。私がここ数年、支部大会審査を通じて思う事は・・・

      ①　ベテラン販売員の参加が増えた　
　　②　お客様へ質問責めにする場面が増えた（講師としては反省です）
　　③　差し支えなければ・ちなみに・宜しければ を乱用する人が増えた　
　　④　個性的なパフォーマンスを発揮する人が減った
　　⑤　応援する人数が減った

この５つは現在の問題を反映しているようにも思います。
一方で、競技者のレベルが向上していることも事実です。一般審査員の方からは「以前のほうが、もっと審査もしやすかった」という声を聞きます。それだけ、競技者の接客レベルが向上し差があまり無くなったということでしょう。とても素晴らしいことですが、元販売員の私としては「個性」も大事にして欲しいなぁと思います。タイプの違う販売員がいる店のほうが、いろいろなタイプのお客様が来店してくださいます。実際、私が働いていた店舗も、私とサブ、3番手と4番手、新入社員のお客様は全く違うタイプでした。
売れる商品も異なるのでフォローがしやすいと担当営業からも感謝された記憶があります。

自分の個性を磨くことは、自分に合ったお客様と巡り合うことにも繋がります！もっと、もっと接客を楽しみましょう！！