売上に繋げる「ロールプレイングコンテスト」 / 商業施設
2022年8月8日
今年も多くの商業施設で接客ロールプレイングコンテストが開催されています。
弊社も6月より各商業施設にて、接客に関する研修や館内接客ロールプレイングコンテストを実施させていただき、先週無事に終えることができました。
多くの皆様に販売スキルを受講いただき、多くの皆さんの接客を審査させていただきました。研修内でのロールプレイングとコンテストのロールプレイング。多くの方の成長を見ることができて講師としてこんなに幸せなことはないと、嬉しい気持ちでいっぱいになります。
今月から接客コンテストで選ばれた方々の「代表者研修」がスタート。次の舞台である「支部大会」で優勝するための指導が始まります!!
さて、ここで、代表者研修とは何をするのだろう?と思う方も多いと思います。
各講師により指導内容は、いろいろだと思いますが、私は以下3点を行います。
1.審査員が審査するポイントを説明
2.審査票を使った接客指導
3.課題抽出と課題改善トレーニング
この研修の一番の目的は、支部大会で優勝すること!
そのための指導を効率良く行うことが求められます。(回数も時間も限られている)
その為には、通常の販売研修とは異なる準備があります。
代表者の接客レベルは勿論ですが、各商業施設のサポート体制など、結構センシティブな所まで見て準備します。
多分、弊社のような小さな会社だからできることかもしれませんね。
弊社は各講師が営業マン。営業マンが居ないから、ご担当者と講師が直接会話することで様々なことが生まれやすくなります。
「先生、これコンテストのテクニックだけじゃなくて、
実際の接客にも凄い役立つね!」
さて、話しが脱線しましたが、この代表者研修で毎年言われることがあります。
それが、「先生、これコンテストのテクニックだけじゃなくて、実際の接客にも凄い役立つね」。
※面白いことに全国共通!
近年、現場での指導力が低下していると言われています。店長たちのスキルだけではなく、エリアリーダーやマネージャー陣のスキル不足も要因だと推測します。
実際、効果的なロールプレイングを行うには、現場の店長たちのスキルが必要になります。
ですが、店長自身もロールプレイングをやったことがない人が増えています。
店長もやったことがない、やり方が分からなれば、その重要性も分かりません。
故に、「ロープレは面倒」「ロープレ大会は出ない」となるわけです。
なので、代表者からこのセリフが発せられるのだと思います。
実際、大半の方が指導後に売上を大きく伸ばします。
当たり前ですよね!
代表者に選ばれるほどのスキルがあり、更に集中してトレーニングを受けるわけですから♪
接客の醍醐味は、自分のファンを持つことだと私は思います。
そのファンを持つには、販売スキルは必須です。そして、そのスキルを現場で効率的に強化するためにはロールプレイングはとても効果的な手法です。多くの会社、多くの現場でそのメリットに気付いて欲しいなぁと思う豊枝です。
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