アタマを柔らかくする?!
2020年12月22日
今年も残すところあと10日あまり。早いですね。
そして、未だコロナ終息も見えないまま年を越す現実。溜息しか出ません。
多くの方が2020年は、これまでとは異なる生活様式に戸惑い、不安を感じたのではないでしょうか。そんな中、「これは凄いな!」と関心してしまったのがzoomです。
●昭和の私は、人は会って話すことが一番!
●研修は、直接受講生を見て熱を感じて行うことが絶対だ!
●パソコン画面でのコミュニケーションなんてダメでしょう!
なんてことを堂々と宣言していた私ですが、ネット環境を活用しなくては立ち行かないようになりzoomを活用。
周囲の方と勉強会を重ね、オンライン教室で学んだりしながら機能を習得。そして、大きく考えが変わりました。
●双方の環境が整えば、リアル同様のコミュニケーションが可能になる
●研修も講師の技術次第。オンライン用のワーク、トレーニングも繰り返し出来て便利
●オンラインでも十分コミュニケーションを取ることは出来る(注:人数が多いとコミュニケーションの質は低下)
この結果に、自分が一番驚いています。
そして、この経験をしたからこそ「アタマをやわらかくすること」=「思い込みは禁物」は、大切だなぁと痛感させられました。年齢を重ねると、当たり前ですが経験も増え同時に、成功体験も生まれ、好むこと、好まないことが出現します。すると、いつの間にか好まない事=苦手なことへの恐怖心が芽生え避けて通るようになります。しかも、年齢を重ねている分、言い訳も上手になっているから質が悪い(笑)
ある本にありましたが、頭が固い人よく使うことが3つを紹介していました。
「絶対」
「必ず」
「100%」
一見すると何故?と思いますが、言葉と思考は繋がっています。固い言葉を使うことで、思考も固くなるそうです。では、どんな言葉を使うと良いのか。
「ありがとう」
「きにしないで」
「少しくらいなら大丈夫だよ」
「小さなことが始めてみようよ」
「たまには、失敗することもいいじゃない」 等々
脳をリラックスする言葉は、癒し効果があるそうです。
確かに、脳がリラックスしていないと良いアイディアは生まれませんよね!
信念を持つことは必要であり重要ですが、柔軟性を欠くと裸の王様になってしまいます。
時にバランスが難しいですが、コロナ禍は人類が初めて遭遇することばかり。これまでの経験が通用しない、経験が邪魔をすることもあります。だからこそ、「アタマを柔らかくすること」が求められると思うのです。
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