「販売に向いていない」と辞めるスタッフの裏に隠された、教育の盲点
2026年6月4日

先日、某商業施設様にて、90分間の接客スキル研修を実施しました。
短い時間の中に「商品特徴の伝え方」2スキル、「ヒアリングの基本」2スキルをギュッと詰め込み、
インプットの後は実践のロールプレイングへ。
学んだスキルをすぐにロープレで活かす。
言葉で言うのは簡単ですが、これがなかなか難しいものです。
「4〜5分という短い時間だからできない」と思う方も多いのですが、実はロープレで出るのは、
時間制限のせいではなく「日頃の癖」。 販売歴も、扱う商品も、地域も関係ありません。
誰がやっても「日頃の接客」がそのまま見えてきます。
だからこそ、ロープレは自分の接客に向き合うための、一番の勉強になるのです。
――と、久々のブログでロープレの深さについて熱弁したいわけではなく(笑)、
今日は「接客の基本と育成」についてお話ししたいと思います。
「やり方」を知らないまま悩む、現場のリアル
研修終了後、ある受講生からこんな質問をされました。
「最初、お客様に何を話していいか分からないんです」
雑貨店に勤務して2年目という彼女。
詳しく聞けば、会社からはこう言われているそうです。
「自店の商品の魅力を伝えるだけでなく、ニーズを聞き出して提案をしなさい」
しかし彼女は、
「魅力をどこまで伝えればいいのか」
「どのタイミングでヒアリングをすればいいのか」が分からず、ずっと一人で悩んでいました。
会社からの高い要望に対して、具体的な「やり方」を誰も教えてあげていない。
これは本当に可哀想なことですし、実は、彼女のようなお悩みを抱えている販売員は山のようにいます。
「向いていない」と辞めていく、勿体ないスパイラル
「やり方」が分からないままでは、当然数字(成果)はついてきません。
すると真面目なスタッフほど、「自分にはこの仕事が向いていないのではないか」と悩み、
結果として離職を選択してしまいます。
企業にとって、これほど勿体ないスパイラルはありません。
かつて店舗の人員が潤沢だった時代は、マニュアルや計画がなくても、
現場の背中を見て育てる「OJT」が機能していました。
しかし、店舗が少人数で回っている現代において、売上も育成も現場に丸投げするのは不可能です。
今の時代、本社が「指導計画のフォーマット」を作り、
誰が教えても同じように育つ仕組み(やり方)を提供しなければ、
現場は疲弊し、数字も完全に頭打ちになります。
本気で「育成の仕組み」に力を入れるとき
現場のモチベーションや個人の資質に頼る育成には、限界があります。
優秀な人材を負のスパイラルで失わないために
そして、確実な店舗売上を確保するために
今こそ重い腰を上げて、本気で「育成の仕組み化」に力を入れてみませんか?
現場が迷わず実践できるスキルへの落とし込みや、本部主導の育成フォーマット構築を!
スタッフが「できた!」を実感できる環境を♪
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