研修後の成果を見える化するアクションシートのコツ!
2022年11月9日
皆さんの会社では、研修後の取り組みはどのようにされていますか?
●直属の上司へ任せている
●研修受講後、今後へ向けてのレポートを書かせている
●研修受講アンケートを記入させるだけで何もしていない
大体このようなスタイルで研修後を終えている企業が多いと思います。
では、この方法で研修を受講したメンバーの様子はいかがですか?
行動変容は?
学んだスキルを実践(実践しようと努力)していますか?
きっと大方の答えは「NO]だと思います。
これまで培ってきた習慣や考え方を簡単に変えることは難しいです。
では、どうすればよいのか・・・・。
弊社はマネジメント研修を継続的に実施頂ける企業には、「アクションシート」をお勧めしています。
「目標達成シート」「課題達成シート」「問題解決シート」「部下育成シート」など、研修内容によりこのシートの名称も様々です。
このシートの目的は、大きく3つあります。
1.研修で学んだスキルを実行する
2.自分自身で振り返り更にブラッシュアップする
3.受講者同士の成果&課題共有(受講者同士、切磋琢磨する環境づくりにも効果)
しかし、研修後の取り組みシートが上手くいかないというお話もよく相談されます。
・提出前にギリギリ記入している
(期間中の自信の振り返りがされていない)
・そもそも何をどのように記入するかを理解していない
・記入後のフォローアップが上手くいかない(社内及び部署内での運用ができない)
と言った内容が多いです。
つまり、研修後のこのような類のシートを実施する場合、誰がどのようにサポートするかも決めておかなくてはいけません!勿論、弊社のような研修会社がサポートするケースもございます。弊社の場合ご予算にもよりますが、オンラインでの1on1、シート運用まで行います。人手不足の場合がは、この方法が一番良いですが、人手不足ではない会社であれば自社内で行うことをおススメします!
研修はやりっぱなしでは効果は半減します。
むしろ、研修受講後がスタートラインです。
受講者だけでなく、その周囲の人々が関心を持って接しながら成果を互いに喜び、課題についてサポートするプロセスが互いの信頼関係を築くことにも繋がります。つまり、研修後の取り組みは受講者(部下)だけでなく、その上司や先輩の育成スキルにも大きく影響します。
実際、「目標シート」「部下育成シート」を活用し多くのクラインとで成果をあげています。会社のトップから表彰状を渡す場面を設けたり、部内全員で認める場面を設けたりなど、やったことへの承認場面を設けることで、更に各自のヤル気を引き出すことに成功しています。
学びの場を提供することは必須ですが、その後の取り組み=サポート体制にも熟慮することも必要です。現在行っている学びに対してのサポート手段を見直してみましょう!
きっと、ステキな未来が持っていますよ!!
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