今、お客様満足について考える
2020年3月16日
例年よりも早く桜の開花宣言がなされましたが、気持ちも気分も晴れない今日この頃です。情報番組、ニュース、SNS、どれもコロナ、コロナ、コロナ・・・・。
仕方がないことですが、どうにも気分が落ち込みます。
そこで、先週末1ヶ月ぶりに外食をしました。気分転換もありましたが、一番の目的は知り合いのイタリアンレストランを応援することです。
広々とした店内にはカウンター6席、テーブル14席程。この日も、お客様はいつもように3組のみ。
※店主曰く、1人で切り盛りしている為、目が届くサービスを考えると3組が限界とのこと。
こちらのレストランは、コースメニュー1本のみです。
(勿論、事前に食べられない食材は伝えることができます)
さて、美味しい料理に舌鼓しながら親しい店主へコロナの影響を尋ねてみると、驚いたことに今のところ大きな影響は出ていないと言う。そして、「もともと、自分が出来る範囲での予約しか受けていないですから」と。笑顔でサラッと言った言葉に痺れてしまいました。
素材・味・見栄え・価格・清潔さ・空間・立地、そして人。このバランスが難しい。
事実、1人で仕込と料理作り、提供、飲み物のサービス、レジ、お客様との会話等々、出来ることは限られます。
だからこそ、この状況下、お客様との日頃の信頼関係が浮き彫りになると改めて考えさせられました。
この見えないコロナウィルスの影響で一番ダメージが大きいと言われている飲食業界。
厳しい中、「あの店大丈夫かなぁ?」「私も苦しいけど、こんな時だから行ってみよう」「いろいろ心配だけど、応援しに行こう!」と、思ってくださるお客様がどれくらいいらっしゃるでしょうか。反対に、「あのお客様大丈夫かなぁ?」「お子様が生まれたばかりと仰っていたけど、体調はいかがかなぁ?」と、お顔が浮かぶお客様が何名くらいいらっしゃるでしょうか。
窮地に追い込まれると、本質が見えてくると言います。
弊社もコロナによるダメージは大きく正直凹むことも多いですが、じっくり基本を見つめ直してみようと思います。
皆様も不安や焦る気持ちを少しだけ横において「基本」を見つめ直してみてください。
何か光が見えてくるかもしれません♪
関連記事
人気店と人気店にならない店の違い
今年は街中のイルミネーションが華やかで、
そこに居るだけも心が弾みます。 銀座のイルミネーション、渋谷のイルミネーションもステキですが、丸の内のイルミネーションは...
相づち「なるほど」を繰り返す人は損している?!
覆面調査を終えて思うこと ~販売スキル差とコロナ前と同じ接客姿勢~
覆面調査を終えて思うこと ~販売スキル差とコロナ前と同じ接客姿勢~
こちらの施設は開業2年目になる今年、現在の接客レベルはどのような状況なのかを調査して欲しい...