見えない不安
2020年3月4日
季節は春です。
例年であれば、今期研修のスケジュール調整、研修内容の最終確認等、研修を行うための様々な調整に追われる日々を過ごしていますが今年は全く違います。
この見えないウィルスに、世界中が右往左往しています。
毎日更新されるTVやネットニュース、街中で見かけるドラックストアの行列、スーパーの欠品棚。目に映る情報が不安ばかりです。
先日も美容室へ行くと「知ってます!熱いお湯がいいそうですよ」と、店員さんからいきなり言われ根拠を尋ねると、「病院で働いている友人が言ってました」「仕事を休めないし、在宅勤務も出来ないので、とにかくお湯を飲んでるんです」と、勢いよく話してくれました。
翌日、TVで噂の検証として、お湯は一切根拠が無いと紹介されていました。誰もが不安な気持ちで何かを信じたい気持ちになります。
話しは変わりますが・・・・
恥ずかしながら今回初めて知りましたが、国立感染研究所の予算は10年前の水準と比べると3分の1程度削減されているそうです。だからでしょうか、今回のコロナウィルス対策予算も他国と大きな差が生じています。
この数字を見ると不安にならざるを得ません。
確かに、今回のようなウィルスへの感染症パンデミックは初めてのことですが、ウィルスが化学兵器になることも映画やドラマ、書籍を通じ国民は知っています。武装面での安全保障だけでなく、目に見えない安全保障も今後はしっかり考えて欲しいです。
そして・・・・
終息が見えないこの状況下、不安だ不安だと怯えてばかりもいられません!落ち込んだ消費を一歩一歩アップさせていくストーリーを描くことが必要です。(勿論、私も!)
先ずは、目の前のお客様へ誠心誠意な接客する、接客技術を向上させる、部下の育成計画を練り直す等々、前向きな気持ちになることをやりましょう!
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