待機位置で、入店率があがる?!
2022年4月11日
コートも要らないような陽気になると、オシャレがしたくなります。
「暫く、春物の靴を買ってないなぁ」
「トップスも欲しいなぁ」
と、オシャレを考えていると気分も高揚しワクワクします。
そこで、渋谷へ。
Tシャツの人、可愛らしいワンピースを着た人、デニムの人、ジャージの人、ロングスカートの人、ミニスカートの人など、一目では一体何が流行っているのか分からないほど、さまざまなファッションに身を包んだ大勢の若者で溢れています。
そして、渋谷パルコとスクランブルスクエアへ。
多くの商業施設の中で、この2つの施設は個性的なファッションの販売スタッフ、お客様が多いです(特に、PARCO)。店頭商品も一体どうやって着るのだろうと悩んでしまうアイテムを多いですが、その分、お客様が店内に居る時間は長く(滞在時間が長くなる)なり、接客チャンスを生みます。
しかし、残念なことにスタッフは声を掛けてくるスタッフが少ないです。
考えられる理由は、3つ。
① このお客様は、見てるだけだと思い込んでいる
② 自分たちと世代が違うから、どうやって声を掛けてよいか分からない
③ 何かあれば、お客様から声を掛けてくれるだろうと思い込んでいる
更に、スタッフ同士で話しをしている店舗も多い。
週末ということもあり2名体制にしている店頭も多いのでしょうが、レジ中から出てこない、挨拶もしない店舗が多いことに驚きました。これじゃ、売れません。
そして、今回特に改善して欲しいなぁと思ったこと。
それは、スタッフの立ち位置です!
お客様の客導線にスタッフが堂々と待ち構えている為、
お客様を入りづらくしているのです!
つまり、自分たちで入店率を下げていることになります。
ディスプレイを見ながら「ステキだな」「なんのお店だろう」と興味を持ち店内へ入ろうとするも、堂々と店中央に君臨するスタッフも多く、入らせないよな雰囲気を醸し出しています。
勿論、スタッフはそんな気持ちは微塵もないでしょうが、立ち位置が・・・・。
これは、とっても勿体ないことです。
現場責任者である店長が指導していないのか、店長自身も知らないのか・・・。
この立ち位置を改善するだけで入店率がアップします。
但し、魅力的なディスプレイが演出されていることが条件です。
さぁ、自分の店はどこでお客様をお迎えしているのか?!
しっかり、チェックをしよう♪
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