必ず読んでもらえる場所、それは個室トイレ?!
2022年2月28日
広告媒体はデジタルPOP、デジタル掲示板、電子情報ボードなどなど、デジタルサイネージが主流。
コロナ禍となり、紙広告は一層少なっているように感じます。一時、電車内も紙広告が無い車両もあり、電車内が明るく広く感じました。
さて、そんなデジタル化が進む中、面白い紙の広告媒体に出会う場所があります。
それは、「トイレ」の個室。
目が留まり、思わず読まずにはいられない!
そんな面白いモノやドキッとするモノがあります。
例えば、上記写真。
こちらは今から数年前の某商業室内のトイレ。
空前のガウチョパンツブーム到来時。一度ガウチョパンツを履くとコーディネートとしやすく手放せないアイテムとして大人気になりました。
しかし、ひとつ問題が・・・・。
それは、トイレ・・・・。
ボリュームのあるデザインボトムは、トイレが大変だったのです。
そんな悩みをトイレ(個室)で解決できるようなポスター。
分かりやすいイラストと丁寧で短い説明。
この個室を利用した女性は、きっと全員「なるほど」と言ったはずです(笑)
次に、こちらの写真は都内23区某駅構内のトイレ。
個室ドアの内側にこのポスターが掲示。
これまでも、ゴミやタバコの注意喚起を促すポスターを目にする機会がありましたが注射器のイラストを見たのは初めて。
思わず、
都会ってすごいなぁ。
こんなモノがトイレで使用され、捨てられているのかぁと驚きました。
この写真は、先日某駅構内トイレで撮ったモノ。
上記写真と比べると、ほのぼのとしますね♪
ですが、この内容であれば掲示効果が高いのは梅雨シーズン。
1月2月は、手袋のような気がしますが、
どうでしょう・・・・。
ポスターだけでなく「トイレ」は、様々な情報が発信されています。
(男性トイレ事情は分かりませんが・・・)
商業施設に於ける女子トイレは、15年程前からお客様へ商品をアピール場へと変化。
確か一番最初にトイレで自社商品をアピールしたのは「LUSH(ラッシュ)」。「わぁ♪いい香り」と言いながら手を洗った記憶があります。
現在ではトイレというスペースを上手に活用している場所も多いです。
商業施設では、香水、UVクリーム、ハンドクリーム、ヘアシャンプー&コンディショナー、文具や手帳等々、シーズン毎に目に留まる商品がしっかりアピール。また、レストランや居酒屋さんでは、次月メニューやハレの日対応のアピールしている所も多いと思います。
どこにビジネスチャンスが転がっているか分かりません。
「トイレ」は、不特定多数が利用する場所。
「トイレ」は、誰もが利用する場所。
アイディア次第で、集客に繋がるかもしれませんね♪
関連記事
人気店と人気店にならない店の違い
今年は街中のイルミネーションが華やかで、
そこに居るだけも心が弾みます。 銀座のイルミネーション、渋谷のイルミネーションもステキですが、丸の内のイルミネーションは...
相づち「なるほど」を繰り返す人は損している?!
覆面調査を終えて思うこと ~販売スキル差とコロナ前と同じ接客姿勢~
覆面調査を終えて思うこと ~販売スキル差とコロナ前と同じ接客姿勢~
こちらの施設は開業2年目になる今年、現在の接客レベルはどのような状況なのかを調査して欲しい...